平成15年11月

7日雑記 知人の話
9日旅行 知人の話1:オーストラリア旅行出発!
10日旅行 知人の話2:ケアンズの大自然
11日旅行 知人の話3:グリーンアイランド紀行
12日旅行 知人の話4:原始の地球へ
13日旅行 知人の話5:大地の石ころ
13日その2旅行 知人の話6:シドニーの夜
14日旅行 知人の話7:ここは海外?
15日旅行 知人の話8:宴の後

平成15年11月7日(金) 知人の話

 んども~っ!お久しぶりです。<開き直り

 いや~、しばらく更新停滞しちゃいましたねぇ。<開き直り うん、しちゃいましたとも。開き直り 来てもらってた皆さんには、ホント申し訳ないっ!
 実際のとこ、スロももう一月近く打ってなかったり、それどころかプライベートも目一杯だったりとか、なんかもぉグダグダ!自分が「いつ」「何をやってたか」すら、あやふやな状態なんですわ。
 まだもうちょっとこんな状態が続きそう…まったく、どうしたもんだか。ホンマすいません。

 なんでそんなに時間が取れなかったか、それはちょっとお教えできないんですけどね。
 うん、 お 教 え で き な い んですけどね。


 ところで。

 これは知り合いの話なんですが…

 いや、「 知 り 合 い の 話 」なんですが…




結婚したらしいんですよ。




結婚したらしいんですよ。




結婚したらしいんですよ。




なんか結婚したらしいんですよ。




い や マ ジ で !



 ア~ッハッハッハ!あいつが!あのバカが!あのデブが!あの不運スロッターが!あのダメ社員が!あのが!(ぉ? 結 婚 で す っ て !
 そういうこととは全く縁遠いと思っていたヤツだったのに、なんだか結婚しやがりましたよ奥さん!籍入れやがったんですよ奥さん!ホンキで嫌がってたみたいですよ奥さん!

 披露宴を少しでも安くするために、「席次票」とか「披露宴の時に流すスライド」とかを自作してたらしいんですよ、PCで。必死こいて。深夜まで!
 おかげで時間取れなくて、一月ほどスロット打てなくて、自分のサイトも更新停止状態だったんだって!ア~ッハッハッハ!大笑いでしょ?

 さらに大笑いなのはその披露宴!
 いや、別に“緊張しまくって…”とか“同僚の余興が…”とかじゃなくて、もっととんでもないことが突発的に発生!まさに致命的!
 せっかく意気込んで用意周到に参加したのに、なんか式場側の手違いで新郎の挨拶をスッ飛ばされんだって!どぉよ?一生に一度の晴れ舞台でこの大失態!「一生に一度とは限らない」とか言うなぁぁぁっ!!
 もぉいくら笑っても笑い足りないってカンジ~?ア~ッハッハッハ…ウグッ…エグゥッ…

 あげくに、「こんなバタバタも式が終わるまで」と鷹をくくっていたら、新婚生活が始まって嫁にスロット禁止されてるって事実!この事実!!もぉどーしてくれようか!ア~コンチクショーッ!!



 もっとも、これは知り合いの話なんですがね…



 あ、そうそう。
 新婚旅行、来週からオーストラリアに行くそうです、一週間。
 P.S. このサイトの更新、理由は分からないのですが来週から一週間休まねばなりません。ご了承下さい。





 結婚は人生の墓場でございます。合掌。


平成15年11月9日(日) 知人の話1:オーストラリア旅行出発!

 みんな騙されているのさ!

 そうさ!みんな何か巨大な力によって洗脳されているのさ!
 普通に考えたってあり得ないじゃないか!常識と照らし合わせてオカシイと考える方が妥当じゃないか!それともキミは鉄アレイが空中に浮遊することが当然のことだとでも言うのか?

 いや、ここだけの話、実は私、真実を知っているんですよ…。
 ホント、これを公言することは私の命をも脅かす結果になりかねないほどの重要事項なんですけどね。
 ここだけの話、ここだけの話ですよ。皆さんだけにお話ししますが、実は…

 「アレ」、お相撲さんが100人くらいで抱えて移動してるんですよ…

 「国内線」なら高速道路を走って、「国際線」なら泳いで移動してるんです。「新弟子時代で一番つらい修行だ」って言われていて、これで辞めていく力士も多いとか。
 窓の外には「景色のスクリーン」を配置して、動きに併せて巻き取っているんですよ。だから、乗っている人は勘違いしてしまうんです。勘違いしてしまうんです!


 だって、あり得ないじゃないですか!
 「じゃんぼじぇっと」みたいな鉄の塊が空を飛ぶなんて!


 いったい何トンあると思ってるんですか!あんなものが空を飛ぶはずが無いじゃないですか!飛ぶわけが無いじゃないですか!飛ぶわけ無い!わけ無い!飛ぶな!飛ばないで!イヤッ!キライッ!イヤダゴォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!「ひぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」←高所恐怖症



 この度、私こと「ちぬの知人」は、おそれおおくも結婚させて頂きました。

 まったく、私のようなダメ人間がよくも結婚出来たもんです。取り柄は無いが借金は豊富、血と汗で稼いだ給料は全てスロットの肥やしとなり、身を削る思いで生活をしてきたのに物理的にはちっとも削れていないという矛盾を背負って生きてきたこんなアホが結婚!?

 …いや、事実なんだなコレが…

 んで、新婚旅行でオーストラリアへ行くことになったわけですが、どういうわけか飛行機に乗らなければならなくなってしまい…←それ以外に道はありません。
 私の生活上、百万神」の次にキライとされている飛行機なんぞに、何の因果で乗らなければならないのか…

 い、いや、私ももう一家の大黒柱。こんなことで怯えていては、隣にいるに申し訳が立たない!
 もっと気をしっかり持て!妻のために自分を強く持つんだ!出発前に俺がスーツケースの暗証番号を「444」にして、「『死』が並んでるから墜落OKだねっ☆」ってオチャメなギャグをカマしたら本気で泣いて大抗議なんて思い出を胸に、ボクは変わるのです大きく成長するガクンッッガクガクンッ!!「ひぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」←エアポケット


 そして8時間。
 死と隣り合わせで到着したオーストラリアの「ケアンズ国際空港」は…雨でした…



 ※オーストラリア入国豆知識
 持ち込むものによっては入国時に申請が必要ですでの、メンドクサイのがイヤなら持っていかない方がいいです。(お茶、豆菓子、常備薬など)
 私は頭痛薬なんかを持っていたので申請したら、別のカウンターでスーツケース開けさせられるハメになりました。はぁ…



 オレが怯えている中、爆睡カマし続けてた妻に乾杯!合掌。


平成15年11月10日(月) 知人の話2:ケアンズの大自然

 関西空港から飛行機で8時間…。
 はるばるやってきましたオーストラリアの大地!「ケアンズ国際空港」到着!

 日本の22倍の国土を有するこの広大な大陸は、熱帯雨林や砂漠などの様々な顔を持ち、また、「コアラ」や「カンガルー」などの固有種の存在でも知られています。
 今回の旅行では、いったいどんな「自然」を満喫できるのでしょうか?滞在期間の一週間で、はたしてどこまで見回ることが出来るのでしょうか。

 オーストラリア大陸の右肩に位置する都市、ケアンズ。残された大自然が同居する、観光にも適したところです。
 これから始まる冒険に、我々の鼓動はいやがおうにも高鳴ります。さぁっ!いざ行かん!原始の地球へ!ありのままの大地へ!


 まず最初の冒険は、空 港 ロ ビ ー で 放 置 プ レ イ !
 …ぁ゛?


 …いや、あのね。
 なんか、ツアー会社が2台手配してたはずのバスが、1台しか来なかったらしくてね。
 そしたらなんか、我々含めて3組が後の便にまわされちゃってね
 当然、添乗員は先の便で行かなければならないわけでね。

 ガイジンまみれの中、孤立無援のジャパニーズたち@NOTバイリンガル
 正直、怖かった!

 外は雨。私たちの涙を彷彿とさせるかのような雨。
 てゆーか、飛行機で8時間も揺られっぱなしの後のこの仕打ち。
 てゆーかてゆーか、出発したのが日本時間PM9:30くらいで、現地との時差は1時間ってことで、よーするに現在時刻AM4:30な罠。そんな早朝の異国で、我々にどうしろと?

 おのれOZオージー※オーストラリア人のこと リメンバーパールハーバー!※激しく勘違い


 と、軽いオーストラリアンジョークから始まったこの旅行。
 その後、ホテルでの若干の休息の後、いよいよ出発の段になりました。


 本日の観光コース。

 バスでキュランダへ
 ↓
 「レインフォレステーション」ってトコで、先住民アボリジニの方々のショーを見たり、ブーメラン投げたり
 ↓
 コアラ抱いたり、カンガルーいじったり
 ↓
 「スカイレール」っていう7.5kmもあるロープウェイで、熱帯雨林のジャングルの上空数十メートルを通過@半死半生(高所恐怖症)
 ↓
 ホテルへ帰還


 って感じ。


 それぞれ感慨深いものばかりでした。
 アボリジニの方々の文化に触れ、広大なジャングルを一望の下につかコアラっしょ?やっぱコアラっしょ?

 え?「クソオヤジが『コアラ』『コアラ』言ってんじゃねぇ!」?「キモイ!」?

 ふむ…キミタチの気持ち、分からなくはない。つか実際自分でもキモイと思う…。
 ぶっちゃけ、行く前は「てめぇコアラ!食ってやる!」ぐらいの意気込みで挑んだんですが、ヤバ!これマジヤバ!チョーカワイイ!おまえらちょっと抱いてみ?マジ吸い込まれる!吸い込まれるって!!

 もーアレよ、ぬいぐるみよ。モソモソ~っとしか動けない「ぬいぐるみ」が、オレの腕の上で必死につかまってくるわけよ!暖かいのがキュ☆って!キュ☆ってしてくるわけよ!木の上で生活してるだけあってツメが長くて硬くて痛くて着てたシャツに穴が空いたけど無問題!オマエのためならシャツごとき無問題!
 欲しい!これ欲しいよママン!

 最初は「食ってやる!」ってネタ込みの勢いだったにも関わらず、出逢ってからは別の意味で食ってやりたいって気持ちでいっぱい。もういっぱい。
 オマエラ、コアラバカにすんな!コアラなめんな!ありゃマズイ。どんな屈強な男どもでも一撃でゴスロリ街道一直線だわ。


 と、大自然より何よりコアラを選んでしまっているデブサラリーマンの哀愁…。
 ちょっと嫁が可哀想になってきました。



 ※オーストラリア豆知識
 やっぱ日本車多いです。どっち向いてもトヨタ・TOYOTA・豊田。あ、それと三菱も案外多数コチラではまだバレていな(以下略)。日本と同じ左側通行なんで、日本仕様の直輸入でもOKなのかな?
 で、他に「H」マークの車もかなり多めで、「ホンダも多いなぁ」とか思ってたんですが…よく見たら韓国の「現代(ヒュンダイ)自動車」でした。なぜかホンダは「フィット」を一台見たっきり。マツダでさえ「レビュー」なんかを2~3台見たのに…。何ででしょ?



 あ、あともう一つ。今日の収穫。
 オーストラリアにゃスロ屋が無い!なんてこった!!合掌。
 ※カジノはありましたね。行ってないけど…


平成15年11月11日(火) 知人の話3:グリーンアイランド紀行

 オーストラリアでの2日目。
 本日の予定は、「グリーンアイランド」という島の観光です。

 宿泊地であるケアンズの沖合いにある、美しい珊瑚礁に彩られた小さな島。周りの広大な珊瑚礁は、宇宙からも確認できるほどとか。なぜ「グリーン」アイランドと呼ばれるかというと、色ではなく、この島を発見した探検隊のクルーの一員の名前からだそうです。
 どこまでも広がるエメラルドグリーンの水平線と、色とりどりの珊瑚と、戯れる鳥たちと、その全てを包み込む潮風…。まさに楽園と呼ぶにふさわしいその島の景色は、私たちに、何か忘れていたものを思い出させてくれます。

 港から、船で1時間の道のり…思い出させてくれたのは、オ レ が 船 に 激 弱 だ っ た っ て コ ト で し た …

 ワクワクしてて、忘れてた…潮風に吹かれて、失念してた…
 オレ、この揺れダメぽ。

 出航したとたんに気付いて嘔吐感マキシマム!
 それでも何とか耐えようと船のテラスへ登り、風に当たって当座をしのいでいたんですが…そんな時に限って前兆無き大雨!スコール!土砂降り!あっという間にびしょぬれ!!ナァ、神ヨ…ソンナニ オレガ 嫌イカ…?
 南国のスコールゆえにすぐに止んだものの、その時点でオレのテンションは「サイドワインダー」よりも低空飛行。ぁぅぅ…


 もうヤダ!おうち帰る!!


 その強烈な揺れは、私だけでなく他数人の同士達を異世界へいざなった模様。気付いたクルーが、最終兵器「エチケット袋」を持って帆走開始!
 それに呼応するかのごとく、我が眷属も戦闘開始!食べ物に群がる餓鬼のごとく袋を奪い合い、至る所で「関西風お好み焼き屋」臨時開設!怒濤のうめき声がこだまする!


 もうヤダ!やっぱおうち帰る!!


 -吐くな!ここで戻したらキサマも負け犬だぞ!-
 自分に言い聞かせ、自然に袋へと伸びる手を必死に食い止める私。逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ…

 目の前のオヤジ、2袋目に突入「ォゲロゴェェェェッ!」
 逃げちゃダメだ逃げちゃダ「ウプッ」メだ逃げちゃダメだぁぁぁぁっ!!

 一時間後。
 ようやく到着。
 惨状。
 ただひたすらに惨状。
 なぁ…そんな中、何でアンタは涼しい顔なんですか、我が妻よ…
 スゲェよ、アンタ…


 まぁ、着いてしまえばそこは楽園。パンフレットに偽り無し。
 本当に美しい海。緑。自然。
 リゾート地として管理されているからでしょうが、あるがままが残っているその島は、心が奮い立つほどの憂いで満ちあふれていました。

 鳥がさえずる木陰で食べるアイスクリーム。
 歩くと、珊瑚のかけらが足の下にある砂浜。
 何を持ってして、神はこのような土地を人に与えたのでしょうか。
 人が、この時を永遠に感ずるのは偽善なのでしょうか。


 そこでの観光は、基本的には自由時間。どこへ、いつ行っても良かったので、しっかり堪能させて頂きました。
 ただ一つ、ツアーの予定に組まれていたものといえば、「シュノーケリング」or「グラスボート」の選択。

 「シュノーケリング」は、シュノーケルをくわえて海に潜るツアー。美しい珊瑚礁と華麗な魚たちを肌で感じられます。
 「グラスボート」は、底面がガラスになっている小舟で沖へ出て、その美しさを堪能するツアー。服のままでOKです。妻の希望で、私たちはコチラを選択。

 さてさて、グラスボートツアー出発の段になり、また思い出したことがありました。オ レ が 船 に 激 弱 だ っ た っ て コ ト …オレは学習能力が無いのか…
 しかも、今回は小舟。来たときの船より明らかに激しく揺れるであろう小舟。いちおう乗り口まで来たけど…ォォォオオォァォオァッ!ヤダ!やっぱヤダ!おうち帰る!ダメ!ダメ!ダ「ドンッ!」←妻に突き落とされる音。乗船完了

 そして出航!「ォゲロゴェェェェッ!」←即反応。

 ダメ!これマジダメ!ヒドイ!イケナイ!イヤン!ぉぇ…ハハ…ヒハハハハハァァァぅァ…←錯乱。
 もー、なんつーか、地獄。上下左右前後、どこへ向けても3Dバーチャルリアリティー…。世界は…回る…ゴフッ!
 足下の…ガラス床には…この世のものとは思えぬほど美しい珊瑚礁ォゲロッ!…船頭のアンチャンが餌まいたら…魚たちがぅぁぇろ…あ、ウミガメもいるぇろ
 …み、右斜め前方の女性…死亡を確認同士よ…ま、真横の我が妻…だから何でオマエそんなに元気なの!?

 …

 30分の生き地獄終了…。
 でも…でもね、添乗員さん…直後のバイキング式昼食はカンベンして下さい!いつまでお好み焼き屋をやらせるつもりですか!



 そんなこんなで、本当に美しい自然と本当にキタナイ俺らのコラボレーションは終了。帰る時間となりました。

 ただ、ね。
 お気づきだと思いますが、帰りも船なんですよ。ウヒヒヒィ…
 ウ ヒ ヒ ヒ ヒ ヒ ィ ィ ィ ッ !


 ※オーストラリア豆知識
 日本だと、タクシーに乗ったら行き先を指定しますが、ここオーストラリアでは通りの名前(ストリートネーム)を指定するのが普通だそうです。「○○通りをまっすぐ行って、××通りとの交差点まで」みたいな感じ?
 通りも、碁盤の目のようにキッチリ整備されているので、非常に地図がわかりやすい。私の宿泊したのは「Holiday INN」ってホテルだったんですけど、一度行っただけの店とかも簡単に歩いていけました。
 追伸:大橋巨泉の「OKギフトショップ」、実際に行ったんですが、思った以上に品揃え良かったですよ。表にある「大橋巨泉パネル」はどうかと思いますが…。


 さて、帰りの船に乗り込んだ私。どんな醜態をさらしたのでしょうか?
 実は…
 疲れ果ててたので一瞬で爆睡し、気付いたら港でした。平穏無事!ケケケ…合掌。


平成15年11月12日(水) 知人の話4:原始の地球へ

 おーすとらりあ りょこうも きょうで 3にちめ。

 きょうで ケアンズとは さよなら。えあーずろっく へ いきます。
 「せかい さいだいの がんせき」 ということで ゆうめいです。
 とても たのしみです。

 もちろん おなじ おーすとらりあ の なかです。
 こくない なんです。


 ナンデ飛行機乗らなきゃならんデスカ?←高所恐怖症


 …しょうがないんですけどね。
 日本の20倍超の面積を持つ大陸の、東海岸から内陸部(つーかモロど真ん中)へ移動しようってんですから。車で移動しようもんなら、昼夜問わずブッ飛ばしても3日かかるらしいですし。旅行終わっちゃいますぅ…


 さて、空港に着きました。
 ツアーの添乗員から航空券が配られ、空港の搭乗口ゲートへ。

 現在、航空関係のチェックは異常とも呼べる厳しさになっています。
 搭乗者に対して、従来通りの金属探知器の他に、任意の人に対してのボディチェックまで実施されています。私も以前、仕事で移動するときに、手荷物のプラスドライバー「テロの危険性がある」ってことで没収されたことがありました。ギャグですか?J●Sさん…
 今回も、事前に「抜き打ち検査の対象に選ばれることもあります」って説明がありましたしね。数十人に一人の割合で、無作為に選出されるそうですが。
 ま、よっぽど運が悪くなければダイジョブってことですので、選ばれたら事故だわさ。うん。

 そしてまんまと選ばれるオレ
 …ぁぅ。

 なぁ、神様よぉ…こういうところでそんなレア運を使わせなくてもいいじゃん?どうせなら「アントニオ猪木という名のパチスロ機」を打ってる最中にレギュラー3択全問正解に選んでくれた方が…

 いや、普通にゲートくぐって、金属探知器クリアして、ヤレヤレって顔してた時…そこに立っていたいかつい肥満体の男性職員に呼び止められたんですよ。
 え?何?オレ何かした?とりあえず謝っとこうか?←卑屈な日本人代表です。
 そしたら、なんだかテーブルの方に連れて行かれて、紙があって、見ると世界各国の文字で説明らしき文が書いてあって…なんじゃこら?

 え~と…「あなたは検査対象に選ばれました。職員の指示に従って下さい。身につけているものを全てテーブルの上に置いて下さい。ご理解とご協力をお願いします」…
 “パンパカパ~ン”当選発表です!

 説明文の中には、他にも「しみこませた…」とか「爆発物が…」とか、オジサンには「?」な文章が連ねてあります。何の検査なんでしょうか?
 とりあえず、説明文に従って、帽子やサングラスやセカンドポーチなどをテーブルの上に置きました。

 すると肥満職員、おもむろにそれらの物品に布きれをこすりつけ始めましてはぁ?何してるの?臭いフェチ?
 で、あらかた終わると、横にある機械にその布をはさみ込み、スイッチオン。と…画面に折れ線グラフらしきものが。下には目盛りが刻んであり、なんかアルファベットが目盛りごとに書いてあります。

 あ、これ見たことある。ガスクロマトグラフィー(成分分析機)ってヤツじゃね?

 つまりアレだ。
 「火薬」やら「ニトロ」やらの爆発危険物を布製品にしみこませて持ち込むことを未然に防止しているわけだ。
 …そこまで来ちゃってるのか、航空業界は…

 もちろん無事パス。じゃなかったら向こうで檻の中なわけで。検査後、即座に開放されました。
 まぁ規則なんでしょうけど…。私のようなプリティーボーイが、自爆テロを企画するとでも思ったのでしょうか?むぅ。

 それより何より、私の人生、日に一度以上のネタが発生するのは気のせいですか?神様…


 で、やっと出発。

 3時間後、到着。見渡す限りサバンナ

 バスでエアーズロックやらオルガ岩群(巨大な岩が複数寄せ集まっている場所)やらを見回る。

 オルガ岩群の「風の谷」を歩行。

 エアーズロックの夕日を拝む。他の観光客もイッパイ。

 夕食食ってホテルへ帰る。

 観光、無事終了…


 神様…
 今日一番のネタが「空港での出来事」って、どゆこと?


 ※オーストラリア豆知識
 現在、「エアーズロック」は正式名称ではなくなっています。オーストラリア大陸の先住民である「アボリジニ」の文化を尊重する風潮が強くなり、彼らの呼び方であった「ウルル」が採用されています。同様に「オルガ岩群」も「カタジュタ」が正式名称です。
 ちなみに、文中に出てきた「風の谷」は、「風の谷のナウシカ」のモデルとなった地でもあります。岩の絶壁にあく無数の穴とか、舞台設定そのまんまでした。※後日追記:ジブリ公式より「特に“風の谷”のモデルとしたわけではない」とのこと。ふ~ん。でも何らかの影響受けてるっぽいけどなぁ。
 また、飛行機から見ると、この近辺に「白い土地」があるのがわかります。これは「塩湖」で、オーストラリア大陸が太古の昔は海底だったことの名残だそうです。


 今日も一日が終わりました。やっと休めます。

 って帰ったホテル、浴槽無いし…シャワーだけ。
 準砂漠気候なんで、昼は灼熱でも夜は冷え込むし…。
 てか、ウワサには聞いてたけど、マジ蝿だらけだし。
 はぁ…

 そんなホテルの唯一の救い。それは、ホテルのテレビで北野武監督「菊次郎の夏」やってたことかな。
 …チョイスがビミョーですが。合掌。


平成15年11月13日(木) 知人の話5:大地の石ころ

 オーストラリア旅行4日目にして、ようやく私の目的が果たせる時が参りました。

 そう、エアーズロック征服!
 ※現在、エアーズロックの正式名称は「ウルル」ですが、ここではなじみのある「エアーズロック」を採用させて頂きます。

 世界一巨大な一枚岩。その雄大な頂上から臨む下界は、いったいどのような景色なのでしょう。
 今日、私はその全てを網羅します。そう、ヤツに登り…オマエラを見下ろしてやるぞ愚民どもファハハハッ!「てめぇエアーズロック!食ってやるぁっ!」←硬いです。


 実はこのエアーズロック、もうすぐ登れなくなるかもしれないのです。

 もともと先住民「アボリジニ」の方々の聖地であり、彼らにとっては「登るなんてトンデモナイ」って代物。昨今の「彼らの文化を尊重しよう」という風潮も伴い、いつ登山禁止令が出てもおかしくない状況です。
 貴重な観光資源であり、また以前から行われてきたということもあり、アボリジニの方々が登山を“許可してくれている”というのが実情。登ることを考えられている方は、早めに行動を起こした方がいいかも知れません。

 という状況の中、我がツアーの一行様、本日起床時間AM4:15
 …ぁぅ。マジデスカ…

 理由は2つ。
 「エアーズロックに当たる朝日の日差しを見よう」という企画が組まれていたことと、「朝から行かないとエアーズロックに登れなくなってしまう」こと。

 オーストラリアの中でも1,2を争う観光スポット「エアーズロック」…実は、毎年滑落による死者も出ている場所なのです。その数は、去年は20人以上にも上りました。
 事故を防ぐため、「気温が高いとき」「風が強いとき」などは、レンジャーが入り口を閉めることになっています。そして、ここは砂漠。日中はいやがおうにも気温30度を超えるため、必ず閉められる
 つまり、入り口が開いているのは、事実上朝の8時までってことになっているのです。

 てか…朝に弱い私は、かえってこれが原因で滑落する可能性が…

 ええい!ままよ!
 こんなことにビビるためにここに来ているのではない!

 意気揚々と入り口へ!情報通り、まだ開いています!
 他の観光客も続々と上っています。さぁ!我が軍もいざ!
 腹を据えろ!前を向け!足ィ広げろ!歯ァ食いしばれ!「指導ォォッ!」ビシッ!
 入り口に立っている看板!各国語で注意書きが!ぬっ!?我々に登山のマナーを教えてくれようと言うのかっ!?
 何々…第一声が「登らないで下さい」って…そんなに登られたくないのね、アボリジニの方々は…

 い、いや!気を取られるな!何のためにオマエはここにいる!?
 ガッツだ!ガッツで切り抜けろ!目の前にあるのはオマエの何だ!すべてだ!食え!恋をしろ!行けぇぇぇっ!!

 この日のために買いそろえた「登山セット」に身を固め、いざ向かわん!足を進めろ!
 目の前にあるは我が大地!駆け上れ!その栄光への道をぉぉぉぉぉおおおおおっ!!


 そして10分後!
 ふもと付近で既に足がすくみ、動けなくなった高所恐怖症のブタ一匹…

 マジ怖ェ…
 これマジ怖ェって!

 岩肌、角度50度ごじゅうど!こんなん登れるかい!
 モロ岩だし、落ちたら余裕で死ねるし、手すりは途中からしか付いてないし!←「そこまですら行けないやつは登る資格無し」ってことらしいです。
 景色?サイコーよサイコー!だって周りに何もないんだもんな!捕まるモノすら無いんだもんな!

 こんなんホイホイ登ってるヤツラって…いや、たぶん普通の人なら登れるのかな?ツアーでの棄権者ってオレら入れて7人くらいだったし…。
 とにかくオレには無理でした…妻が無理矢理引っ張って行こうかとしてやがりましたが、殺人未遂で訴えたかったです…てか、アンタほんまにこういうのに強いよな…妻よ…

 野望、断念!!
 さよーならー…


 ※オーストラリア豆知識
 エアーズロック、巨大な一枚岩として知られていますが、実は地上に出ているのは一部!地中に埋まっている部分まで合わせると、全長は800mを越えるそうです。
 また、この国立公園内に入るのに必要なモノは、入場券と「水の入ったペットボトル」。10分置きに水を飲まないと、気付かない内に脱水症状だそうですのでお気を付け下さい。そしてそれを飲んで汗をかくと、その水分を狙って蝿が山のようにまとわりついてきます…。
 あと、アボリジニの方が食べていた「芋虫」や「蜜蟻」に興味を持たれている方もいらっしゃるかも知れませんが、ここは国立公園ですので、土を掘ることすら禁止されています。掘って食べることが出来るのは、“持ち主”のアボリジニの方々だけだそうです。


 今日一番笑ったモノ。
 砂漠のど真ん中にあるエアーズロック…その脇の大地に「水泳禁止」の看板が立ててありました。(マジ)
 いや、ギャグかと思ったら、雨期にはこの辺一帯水浸しになるそうです…スゲーな、自然ってのは。合掌。


平成15年11月13日(木)その2 知人の話6:シドニーの夜

 というわけで、午前中はオーストラリア観光の目玉「エアーズロック登山」を見事に失敗堪能した私ですが、午後は今回の最終観光地「シドニー」への移動と相成りました。
 残る日程もあと1日。今日の夜シドニーへ移動して、明日「ブルーマウンテンズ」ってのを見たら終了です。むぅ、早いものよのぉ…。

 真っ赤な砂漠の大地を後にして、飛行機で3時間。今宵は異国の都でフィーバーフィーバー。根っからの都会人な私の血が騒ぎます。
 今日はどんな大冒険が待っているのでしょうか?アクション?ロマンス?いやぁ困ったなぁ、妻が居るのに


 って、まず待ち受けていた大冒険ってばまた空港で捕まりました。ぁぅぅ…


 コッチ来るときは、厳重警備の中で偶然にも調査対象に選ばれただけでしたが…今回は金属探知器がボクチンを離してくれませんでした
 いや、別に何を持っていたってわけでもないのですが、なんか金属探知器のチェックゲートが必ず鳴ってくれるんですよ。1度くらいなら良くあることかも知れませが、それが3回も。

 いや、もうタイヘンですよ。タダでさえ敏感になっている空港職員様、探知機が反応するたびにオレを触る触る…(ボディチェックで)。アンタらも、テロや何かで敏感になっているのも分かりますが、おかげでボクチンも敏感になってしまいそうでした。

 もちろん、あらかじめ小銭なんかは出しておいたのですが、一度引っかかるたびに(あやしいと思われる)金具の付いた洋服を脱がされていき…。
 ジッパー付きの上着やベルトが、追いはぎのごとく、どんどんはぎ取られていきます。いや、山賊は妻だけで十分です。
 それでも金属探知器の反応は止まず。何に対して反応しているのかも分からず。もちろん思いつく金属製品など既に無く。そこまで感度あげなくてもいいじゃんよぉ!
 で、もう何もない、これ以上ボクから何かを取り上げようものなら猥褻物陳列罪にまで成り果てようかとなったその時、ふと足元を見てみると…「あ」
 …が…。

 ちょっとゴツい紐靴を履いていたのですが、その止め金具が…。
 い、いやでも、まさかそんな…そんな些細なモノは関係ない…ような…気が…

 …空港職員に促され、靴を脱ぎ、靴下でゲートをくぐる、と…無事通過って、なんなんでしょう…
 通過できたのはいいですが…遠い異国の地で、服を脱ぎ散らかしたあげくに靴下で空港を歩いているオレって…


 その後、何事もなくシドニー到着。つつがなく夕食。
 『美味しんぼにも掲載された有名なアワビしゃぶしゃぶ』とやらを、わざわざ別料金で所望致しましたが…これがヒドイ!

 まず、アワビが日本のものと違い巨大!1つが40~50cmはあろうかというニュージーランド産バケモノで、食感がヌルイ!日本のもののようなシコシコ感が全くなく、とにかくふにゃふにゃした歯触りでした。
 付けるタレも、ポン酢に香菜ブチ込んだだけのヒドイ代物!舌につく、鼻につく、脳髄につく!
 あげくに給仕のボケニーチャン、こっちがオノボリ日本人観光客だと思ってか、挨拶しても無視するし質問しても答えないし、あげくに小皿に分けた食材を器の縁にベッタリ付けたまま配膳してオレの目の前でボトリしてくれちゃって無事こちらブチ切れ。添乗員が店のマネージャー呼びつけて大クレーム!…とたんにサービス満点になったあたりは欧米ナイズな店だと感心しましたが。
 せっかくの別料金ディナー、台無し。なにが「アワビしゃぶしゃぶ」じゃい!こんなしゃぶしゃぶ食うなら別のシャブシャブ注った方が【以下検閲】。あ~あ…

 その後「カモノハシ」がいるという水族館に出向き、せめて思い出を作ろうと試みるも…通路は暗いし人は多いし説明は英語だしでカモノハシどこにいるか分からず…

 まぁアレだな。
 一度バツがついたら落ちるところまで落ちるのは、いつものスロと同じなわけで。


 ※オーストラリア豆知識
 シドニーを走るバスでは、条例により、運転手や添乗員だけでなくバスの乗客全員がシートベルトをしなければなりません。バスに乗って、まずガイドさんに言われました。
 また、同じガイドさんの話によると、シドニーでは紛失物はまず出てこないとのこと。まぁ海外通じて言われていることではありますが、ガイドさん曰く、「シドニーでは『拾ったものはオレのもの』という風潮が当たり前だから」だそうです。…ちょっとマユツバものですが。


 今日は、もう寝てもよろしいでしょうか。つか寝るわ。合掌。


平成15年11月14日(金) 知人の話7:ここは海外?

 早起きしてバスに乗って「ブルーマウンテン国立公園」行って不思議な岩やら自然やら見てゴンドラ乗ってシドニー帰ってオペラハウス見てディナークルーズして終了。←本日の概要。
 まぁアレですわ、取り立てて説明させて頂くような面白い出来事もなく。移動時間の方が長くて、一日中バスに揺られてました。

 痛感したんですけど、この国はホントに日本に近いな、と。
 「車の左側通行」や「あふれる日本製品」なんてのも理由の一つですが、町中で日本で見慣れたチェーン店も頻繁に見かけるし、何より日本人が多い!観光客も多いのですが、働いている方々の中にもそれなりにいらっしゃるのです。

 その理由は「ワーキングホリデー」って制度。平たく言うと「海外に働きながら長期滞在出来る制度」です。

 その制度を利用してこちらに来ている日本人の多いこと。
 日本人観光客に対するサービスか、各施設に日本人スタッフが結構いました。

 今日の夕食の際、その給仕に当たっていたスタッフも日本人でした。女子大生の方で、やはりワーキングホリデーで来ているとのこと。
 で、大笑いなのが、実は我々と同じ広島人で、あげくに嫁と出身高校まで同じだったこと。もはやここはプチ広島同人会場と化しました。
 いきなりその場の言語が「広島弁」にシフト!がらの悪さは折り紙付きで、廻りの日本人観光客がみな我々の会話を凝視!
 「あーホンマぁ!ウチもウチも」
 「じゃけあのへんてブリきしゃないじゃぁ?」
 「ほじゃねぇ、ありゃたいぎいじゃろ?」
 …分かる?

 夜、小腹が空いたので、ホテル近くのマクドナルドに行きました。
 慣れ親しんだ店舗とメニューに一安心。しかも、レジにはこれまた日本人のネーチャンが。OKOK!いやぁ、あやうくオレのバイリンガルが炸裂するトコだったよアッハッハ!
 レジに行き、「すいません、えーとビッグマックと…」と話しかける私。と…

 「Just a burger?」(単品ですか?)

 …へ?

 「Just a burger? or meal?」(単品?セット?)

 …ぁぅぁぅぁ~、え~、あ~、お~…

 スイマセン、日系の現地人でした!
 はぁ…皆さんご注意下さい。


 ※オーストラリア豆知識
 オーストラリアの高速道路にアスファルトはありません。路面は全てコンクリートです。耐久性が高く、コストも安く、維持費が浮くからだそうで、おかげで高速料金は日本とは比べものにならないくらい安いです。(最初から最後まで乗って2~3百円程度) …雨の多い日本では無理でしょうね。
 また、維持費を安くする努力は他にも各所に現れており、イチバン目立つのは照明がないこと。「車にはヘッドライトがついてるでしょ?」ってスタンスらしいですが、さすがにコレは怖いですね。


 楽しかったオーストラリア滞在も今日で終わり。明日は日本へ帰国します。
 …何も起こりませんように。合掌。


平成15年11月15日(土) 知人の話8:宴の後

 終わりは、こんなものかもしれません。

 今日の予定は、ただ日本に帰るだけ。飛行機に乗ってりゃ終わる手はず。
 特にハプニングもなく。飛行機を2度乗り換えて、来たときのケアンズ国際空港へ。
 帰りの航空機内で上映してた「パイレーツオブカリビアン」は面白かった。他は…寝てた。
 ありきたりの、ただの移動時間…

 関空に到着。
 ずっと行動を共にしていた添乗員さんとお別れ。まぁさほど感傷的にもならず、笑顔で分かれた。
 旅行中に仲良くなったご夫婦。住所を交換した。
 そして、我々夫婦は電車へ。

 何事もないのが一番。
 おもしろおかしい出来事が無くてゴメンナサイ。
 でも、1週間にわたる、ながいながい海外旅行。とてもいい経験になりまブチッ!

 …ブチ?

 あ、うん、いや…
 荷物はでっかいスーツケースに入れててね?
 新大阪駅で、新幹線に乗り換えるためにホーム移動しててね?
 キャスター付いてるからコロコロ引っ張ってたんだけどね?
 行くときの荷物に加え、確かにお土産品がタップリ詰め込まれてるからね、帰りは。うん…

 ネジ止めの取っ手が、重みに耐えられずクラッシュしました



 …は?



 …え~と。
 押して運ぶにはバランス悪いね。ちょっとやってみたけど、勝手に明後日の方向に導きやがる。う~ん…
 この、荷物でパンパンにふくれあがった巨大なハードケースを…
 持 っ て 運 ば に ゃ な ら ん デ ス カ ?

 リリリリリリリリ…
 そんな時に限って鳴り響く新幹線の到着ベル!うわ!考えるヒマもねぇ!急いで抱えて走ってアアアアアァッ!!

 なんか…どうしても…ネタを食わないと終われない人生なのかしら?

 這々の体でギリギリ乗り込めたものの、もう疲労困憊!ゼーゼー言いながら、車内では嫁とほとんど口ききませんでした。トホホ…
 そして当面の大きな問題。実は、このスーツケースって知り合いからの借り物なのよ。壊しちゃった、アハハハハ…ハ…



 まさか、日本に帰ってきてまずやることが、ホームセンターでのネジ買い出しとは思わなんだ…。
 アリガトウ!オーストラリア!←もうヤケ。合掌。