平成28年11月

18日スマホ 中華なPower
19日スマホ 中華なPower2

平成28年11月18日(金) 中華なPower

 スマホ全盛時代。世はおしなべてスマホスマホスマホ。
 「通話とメール主体ならガラケー」。そうですね。同意します。私もガラケー派ですし。ただ、現代社会の大多数は「いつでもどこでもスマホでインターネット」が主流。ふむ。

 でもアレですよね?ケータイ各社(キャリア)で契約すると、機種代と基本料金で毎月1万円くらい飛びますよね?これに通信費がかかる場合が大多数ですよね?
 例えばiPhone。最新機種をappleから素で買うと余裕の10万オーバー。キャリアと二年縛りで契約した場合は割安になるかもだけど、その他必須オプションの強制縛り含めるととんでもない額になるから旨みなし。
 Android機種でもそれなりに高価。まぁ「小さいパソコン」だから当たり前っちゃ当たり前だけど。
 Windows Mobile?ナニソレ?←「W-ZERO3」シリーズでいじりあげた者の末路。

 いろいろ抜きにして、この高価格が“興味を引かれても手を出せない理由”だったり。
 中古は少し安いけど、程度が心配だし盗難品発覚での停波とかどうしても心配がつきまとうし。小さいながらも「パソコン」買うなら不具合含めて新品のが安心なのも道理。

 アタシのauガラケー、月1000円ですよ。昔からの契約継続ですから今は無理っぽいですけど。
 PHSは3回線(自分、嫁、実家のオールガラケー)で月4500円くらい。こちらは10分までの通話無料付き。auの方はメール&着信専用だもんで、我が家でこれ以上ケータイ関連料金かかることは嫁が無計画にネットや長電話しない限り皆無。ヤツは前科がバリバリあるわけだが。誰が料金払ってると思ってンだコンチクショーッ!(泣)
 でも、スマホ便利。オレ、知ってる。ん~…


 そこで中華スマホですよ。


 中国製造のスマホの総称。いろいろ特徴はあれども、とにかく安いんですよ。とんでもないスーパースペックなのに安価なんですよ!
 中国という土台上、日本国内ではガチガチの規制が“無い”と同義。あらん限りの高スペック詰め込んで、それで1万円台から購入できちゃう。どんな仕組みなのこれ?
 もちろん心配事もある。もとい心配事しかない。それでも魅力がつきない中華スマホ…

 買ってみました。
 Ulefoneの「Power」てヤツ。特徴を簡単に申し上げると、カラーラインナップに「木目」がある。もとい、大画面で大容量バッテリーで指紋認証で高解像度カメラでSIM2スロット。もっと簡単に?いわゆる「全部入り」だコンチクショー。
 これで元値200ドル前後。為替とか限定特価とかで激しく上下するんですが、私はAmazon出店業者から1万7000円弱で購入できました。これでもまだ割高っぽい。根性と時間のある方は、チャイナ通販でどっぷりどうぞ

 新品機器を最初に開けるときの高揚感は異常。いくつになってもオラわくわくが止まらねぇ。
 現れたご本尊は…予想を完全に裏切られた。いい意味で。ムチャクチャしっかりしとるがね。梱包も付属品も作りも。専用の液晶保護シートや透明保護ケース、果ては日本対応コンセント変換器まで付いてる。ぱっと見は、どんな機種と比べても遜色ない。
 動作は?電源入れてあらかた使ってみて、うん、とても素敵。説明文には「Android5」とか書かれてたけど、きちんと「Android6」にアップデートされてるし。最近のOSは多国語一括対応なんで、初期設定で「日本語」選ぶだけで完全日本語化。よくあるチャイナフォント問題とかもありませんでした。動作サクサク。液晶も高解像度でキレイ。
 おそらくどなたでも、この価格で購入した機種であれば大満足かと思います。これが今の中華の実力か…そりゃ国内メーカーも衰退するわ。

 では、ここからは地獄のチャイナ方面のレビューです。怒濤の自己責任…

 その1。日本国内で使えない。
 おっと初っぱなから致命的だ。あ、周波数は対応してるんですよ?無難にdocomo系SIMなら問題なしだし、softbank(Y!mobile)系も大丈夫のはず。それ以前の問題。
 日本国内で通信機器に必須の「技適」、これがありません。つまりお国に使用許可取れてない状態。使うと違法です。今回は実験的なアレでナニガシをドウコウするって言い訳です。…「室内のwifi環境下のみでの使用」ってことでご容赦ください。

 その2。不具合対応が超不安。
 なんだかんだで初期不良あるみたい。で、そうなったときに対応キツイ。
 今回アタシのはたまたま当たりだったみたいですが、音が出ないとか通話できないとか通信できないとか。しなきゃいけない設定変更をしてないって落ちかもしれないけど。海外仕様のブツは、それが不具合かどうかすら判断付かないのです。
 ちなみにガチ故障した場合は、修理依頼の手間とストレスを考えると窓から投げ捨てて新しいの購入ってのが正しい対処だそうです。

 その3。これはまぁ、そんなたいしたことないんですが…
 ウィルスが最初から入ってます。
 プレーンな状態で、信頼と実績のセキュリティソフト「ESETスマートセキュリティ」導入→スキャン→ソッコーでトロイの木馬発見。スマホの情報を、特定のサーバに送るヤツ。ハッハッハ、個人情報も暗証番号も筒抜けだなこりゃ。
 ESET「削除しますか?」→そりゃもちろん「Yes」→「システムファイルなので削除できません」
 システムで保護されてる。どーやっても削除できないウィルスでございましたわハッハッハ。
 無茶するなぁ、チャイナ…


 以上、レビューでした。
 結論としては、そのままでは絶対使っちゃいけない逸品でした。もし使うと(技適通ってない違法状態ってのもさることながら)登録してるお友達のアドレス情報も何もかもぜぇんぶダダ漏らししちゃうってこと。迷惑以外の何物でも無い。
 安いものにはわけがある。スマホ欲しいなら、おとなしくキャリアの使っとけ。

 次回、それでも使ってみる馬鹿魚類。こうご期待!合掌。


平成28年11月19日(土) 中華なPower2

 前回のあらすじ。
 「中華スマホ買ったらウィルス入ってた
 以上。

 さて、どうすべ?
 まぁどうするも何も、ただじゃ転ばないわけですよ。使うよ。とことんまでたたくよ。
 まずはウィルスをどうにかしないとなー。システムファイルとして登録されちゃってるから普通じゃ消せない。じゃぁシステムファイルを消せるようにすればいいのですね?OK。把握。

 レッツroot化

 スマホを制限なしに操作できるようにすること。ぶっちゃけると、有志の公開してくれてるカスタムROMでシステム丸ごと上書きしちゃうのです。
 もちろん保証対象外の行為です。完全に動かなくなってしまうかもしれない諸刃の剣。何があっても自己責任~♪こんなことでも無けりゃ  絶 対 し ね ぇ よ ! (泣)
 では、サクサク進めていきましょう。まず用意するのはAndroid6.0のカスタムROM。あとはPC接続用ドライバとフラッシュツールとTWRPと…なに?もう時間が無い?
 しょうがねぇなぁ。こちらにあらがじめroot化しておいたスマホをご用意しております。(エッヘン!)

 …まぁアレですよ。ググって、どうぞ。詳しく説明できるほどスキルの無い魚類の悲しみ。あ、あくまで自己責任で。何が起こってもオラ知らねぇ~←社会人生活で覚えた責任回避の逃避行動。
 そんなわけで無事root化できたわけですが、そもそも導入したカスタムROMは懸念のウィルスがあらかじめ外されてたようで。セキュリティソフトも何も検出しなくなりましたとさ。
 これにて一件落着っちゃー落着…なんだけど、これじゃroot化の有り難みが分からない。しょうがない。root化しないとできないようなこと、やっちゃいましょう。

 ミッション:シャッター音を消せ!

 日本では標準仕様のシャッター音。普通なら消せません。
 root化さえされていれば、システムファイルも思いのまま。シャッター音は、シャッター切ると同時に音声ファイル(もちろんシステムファイル)が再生される仕組みなので、大本の音声ファイルをリネームしてしまえばいいのです。
 付属のファイルマネージャではアクセスできないので、専用のアプリをダウンロード。あとは所定位置の音声ファイルをいじるだけです。ね、簡単でしょ?これをこうしてこう…あれ?できない。
 あ、オレ、知ってる。ファイルのパーミッションが「読み込み」しかできなくなってるんだな。ツール使ってこいつを「777」に変更してくれるわ。※パーミッションを「777」に変更するってのは「誰でも、何でもできるセキュリティゼロ状態」ってことね~。←基本やっちゃダメなやつ。
 ま、こうすりゃこれこの通り…できない。ンだこら?
 おかしいな。…ちなみにファイルの作成は?…できる、ね。何が原因かしら?…あれ?ファイル作れるけど、消せない!?しししシステムフォルダに余計なファイルが残ってギャーーースッ!

 ハマったね。
 これ、ディレクトリをマウントし直さなきゃならんかったんですわ。
 Androidって、中身UNIXなのね。ターミナルソフト導入して、コマンドラインからマウントし直したらようやくパーミッションフリーになりました。
 ちょっと注意しなきゃならんかったのが、よく使われてるらしい人気のターミナルソフトじゃできなかったこと。別ので解決。この原因は不明…つーか解析できるほどスキルの無い魚類の悲しみ。
 ターミナル開いたら、あとはUNIXコマンドの世界。suで昇格して、mountコマンドで…


 何言ってるかわかんなくなってきたのでやめますね。合掌。