平成26年1月

1日挨拶 開けましてめでたいの?
2日料理 いつもの
12日映画 「永遠の0」観てきました

平成26年1月1日(水) 開けましてめでたいの?

 いろいろとまぁ…スイマセン
 いや、めでたいんでしょう。そういうことにしておきます。(泣)

 年末年始の私的なバタバタ。
  1. 忘年会3日連続の4連発。肝臓くんが致命傷っぽい…。
  2. 嫁が年末の用意ほとんど何もしないで旅行に行きやがった。
  3. その割に年賀状関係はオレに投げっぱなしジャーマン。テメーの義実家の分まで安易に引き受けてオレに投げるとかどういう了見だ!
  4. あげくに、必死で印刷かけてプリンタフル稼働なのに、勝手にプリンタ見に行って「ほこりが気になった」って拭き始めて、プリンタのタッチ式停止ボタンに触れて印刷中の年賀状を無駄にする蛮行!オレが身銭で買ったハガキなのに!やってらんねー!
  5. ちなみにおせちもオレ担当


 おめでとうございます(ヤケ)。合掌。


平成26年1月2日(木) いつもの

 いつもの“嫁実家でのお正月”でございます。

 初夢は…見たはずですが忘れました。どうせろくでもない内容だろうから好都合です。(泣)
 参考:修羅場ピークだった頃の平成18年の初夢。



 で、いつもの、

おせち(作:オレ)。

 時間が無くて品数作れなかった。縁起物のくわいは、後日素揚げで持ってくる予定。
 だいたいは去年と同じ。田作りとか昆布巻きとか黒豆とか、そういうヤツは今回はできあいでカンベン。だって時間が…(泣)
 そうは言っても、車エビは自前で煮付けてるので「実はバナメイエビ」なんて心配は無し。手作りは食材保証済みだから安心よ~。昨今の偽装には完全対応のラインナップですぞ!がはははは!

 いちおうざっと自慢ご紹介。
  1. (上段左)車エビの煮付けと紅白かまぼこ。
  2. (上段中)伊達巻き、ごぼうとニンジンの紅白肉巻き、牛タン燻製、ローストビーフ、鶏肉簡易揚げ。
  3. (上段右)牡蠣とホタテの佃煮モドキ。
  4. (中段)できあいの巻き寿司。
  5. (下段)筑前煮。
 注目していただきたいのは牛タンの燻製でございます。なんてったって牛タン1本丸ごとから作ってますから。
 ね?
 下処理後、岩塩+ハーブ+自家製あんず酒に漬け込んで1週間。塩抜きした後に乾燥24時間で、燻製機にブチ込んでチップで燻して80℃2時間半→落ち着かせるために空燻製1時間&ラップにくるんで冷蔵庫24時間。燻製温度はもっと低い方がいいらしいけど、経験上この温度の方がうまくいくっぽい…気がする。
 味は?神です。まぁ二度と同じのが出来るかは分からんけどナー。

 この牛タン、原価だけで9125円※黒毛和牛最高級のヤツを専門店で発注しました。
 ローストビーフ用の肉、車エビ、etc…食材原価だけで3~4万かかってる事実には目をつぶるべき。だって作りたいんだもん!
 ストレス解消って、お金かかるのねン…合掌。


平成26年1月12日(日) 「永遠の0」観てきました

 三連休のど真ん中、ぽっかり空いたスケジュール。
 埋めがてら、嫁と映画「永遠の0」を鑑賞してまいりました。

 なんと言っても超話題作。原作小説も堂々のトップセラー、読破された方の評判も上々の物語の映画化ですよ。当然のように連日満員御礼ですよ。
 観るっしょ!息抜きに観に行くっしょ!嫁と一緒に鑑賞するっしょ!このクソ時間のとれない中奇跡的なフリータイム嫁のご機嫌伺いもかねて(略)。
 …(泣)

 さぁさぁ!いざ映画館ですよ!市内ですよ!

 上映時間を調べて、その30分前に着くように出発!

 映画館到着!

 窓口へのエレベータ前に手書きの看板発見!

 「次回の上映分チケットは完売です」!

 OK!撤退!


 ふぁふぁふぁファ~~~~~ァックッ!

 トゥルルッルットゥルルがちゃっピピーピーピーピーピーッ!ガガガ…ヴヴヴヴヴ…ピーッ!←FAX。


 …神も仏もないものか。
 こういうオチ、まだ続いてたんだなぁ、人生的に。でも、もう免除していただいてもいいくらいの不幸は十分に味わっ(略)。
 はぁ…

 次回上映は?3時間後?…あー、上映時間が長いんだ。2時間半かぁ…。しかも最終上映。
 これは…
 もう…
 アレだね…
 次回上映分のチケットを購入するしかないよね!(泣)
 待ってやンよ!ああ!待ってやンよぉ!3時間くらいナンボノモンジャイ!ええ!ええ!ここまで来て手ぶらで帰れるもんの!
 いいな嫁!意地でも見るぞ!

 さすがに次回分なら余裕。全席指定だったけど選び放題。うむ。とっとと購入購入!完了!
 時間まで、嫁の買い物につきあって、嫁のウィンドウショッピングにもつきあって、それでも余った時間は簡易マッサージ店へGo。堪能。
 嫁の分もなぜかオレが全額自腹なわけですが、ようやく時間になりましたよ。劇場行くですよ。

 そしたらその上映もすっかりチケット完売ですってよ!スゲーな。
 まぁ、アレだ。買えなかった愚民ども、ザマーミロぷっぷくぷー!←サイテー…。

 とまぁ死ぬほど長い前置き@無駄的な何かを垂れ流しましたが、肝心の映画の方はどうだったのでしょうか?
 基本、私、日本映画にはアレルギー体質です。これまでも、わざわざ映画館に赴きながら途中で帰りたくなったこと数知れず。退屈すぎて何をとち狂ったか眠ろうと目をつぶれども、音響効果と映像の明るさで眠れず困ったという本末転倒なこともあり。
 それが、うん…
 最後まで飽きずに観られた。おもしろかった。デス…



 あらすじをざっくり申し上げますと…

 第二次世界大戦下、終戦間際に神風特攻で亡くなったおじいちゃんに興味を持った孫が、生き残ってらっしゃる当時の関係者をたどる物語です。
 現代パート(孫)と回想パート(戦時下のおじいちゃん)で構成されていて、互いがリンクしていく。「稀代の臆病者」「命を惜しがる恥さらし」とひどい評判ばかりのおじいちゃんに辟易とし始める孫だったが、さらに話をたどってみると、どうも勝手が違う。そして、「命を惜しがる臆病者」が、なぜ自ら志願して特攻したのか、その背景が明かされ始める…

 泣けるかどうかは人によるかと。嫁や、女性客の幾人かは涙ぐんでました。私は…うん、あの、薄情なのかなぁ…(遠い目)
 まぁそれでもおもしろかったです。この手の戦争映画にありがちな「時代考証の時代錯誤」もあまり目立たなかったし。当時の若者がジャニーズ岡田くんバリの容姿ってのは根本的な問題で(略)。零戦コクピットの完全再現とか、ちゃんと機体の年式別とか、その辺はすばらしかった。そもそも今の時代に当時の素材と当時のパーツで零戦を復活させようものなら、単純に脚で立たせるだけでハの字になってしまうとかいう話もあり、失われた技術の未解明部分が(以下省略)。
 あ、空母はサンフラワー(フェリー)にCGをかぶせたものだそうです。そういうのもスゲー。

 しかしそこは日本映画。ワシの嫌いな日本映画。やっぱ鼻につく箇所は鼻につく。
  • 各所で入る不自然な演出。
    孫が、おじいちゃんの部下だった人にお話を聞いた後「おじいちゃんにそんなことが…」的なつぶやき。こんなン言うヤツ実際にゃおらんやろ。
    大企業のお偉いさんに面会アポ申し込んで断られてるにもかかわらず強襲して、しかもそのお偉いさんが「スケジュール空けましょう。話をします」とかどこのスーさん@釣りバカ日誌よ。
  • 現代パート。孫が合コン参加してる時におじいちゃんの話をして、現代若者のチャラさを際立たせるためか友人が「戦時中の話なんてどうでもいい。特攻隊員の手紙もネットで読んだことあるけど何も感じなかった」とかホザいててそれはないやろ!日本人として、あの手紙を読んで、何も感じないと放言させるとかどうよ!と!
  • 井 上 真 央 は 天 使 。 (断言)
 うん、間違ってる。オレが間違ってるるる…気がする。(泣)

 なんにせよ、私が飽きずに2時間半過ごせた事実。たぶんこの映画はかなりおもしろいんではないでしょうか。オススメです。


 映画を観終わって、しかし最後の最後に呈示された「謎」が、私の心を締め付けました。映画館を出ても答えが見えない「謎」。あの「謎」の答えは、いったい…
 終戦直後、おばあちゃんが悪いやつにだまされて妾にされそうになったときに、単身乗り込んで助けてくれたヤクザって、いったい 誰 な の か な ぁ …

 さっぱりわかりません(すっとぼけ)。合掌。